モリサワ主催クロスメディアパブリッシングセミナー
…に参加しました。
モリサワ主催でしたが、実際の開催名は「Adobe Creative Suite 3 + Mac OS X Leopard クロスメディアパブリッシングセミナー」。内容は下記。
- MORISAWA PASSPORTの説明
- Adobe-Japan1-6のMacフォント、Pr6N=JIS2004、Pr6=JIS90 フォント名と見分け方概要
- AppleによるLeopardプレゼン。多々ある新機能のうち、メイン4つ+アルファについて
- Time Machine -- バックアップ機能について
- Boot Camp -- Boot CampとParallelで、WindowsをそのままMac上で動かせる件の実演
- Spaces -- 仮想マルチモニタ。つまりはデスクトップを複数用意して切り替えて使えます、について
- New Fonts -- Leopardは、従来のJIS90フォントと、JIS2004フォントヒラギノ6種類やモリサワが上記で出したNつき名称の両方を持てるから、(例えばAdobeのアプリの)書体パレットで簡単に字形が変えられます、Vistaでは同じフォント名での上書きになるので置換えが起こって大問題ですが、Macは両方を同時に使い分けられます、という説明(そういう片付け方で済んでしまった)
- LeopardとVista(もしくはXP)のマシンを別々に買うより、馬力あるMacProで、VistaもしくはXPをもインストールして、切り替えながら使う方が購入費用的にお徳、というおすすめ
- Adobeによる、CS3の各アプリを縦横に貫いて、素材とワークフローを共通化したコンテンツ制作環境をつくること(デザイナーから開発へ向かう作業工程の可能な限りの内製化)をめざしているというプレゼン。共通素材のデータ互換について実例で説明。
- ID → Dw
IDのスタイルをDwのCSSへexport利用や、スマートオブジェクト機能でPsにAiのデータを内包させたり。
(WordとExcelみたいなノリにますますなってきましたか) - Ai and/or Ps → Fl レイヤーごと互換の展開
- Ai and/or Ps → Fw → MXML → Fx 展開
ここに来るまで、Fwの名前も出てこなかったので、AdobeはFwを淘汰するのか?と思いましたが、モバイルコンテンツ側に機能をくっつけたのか、という感じでした(間違っているかもしれないが) - Fl or Fx → swf 展開
- まとめれば、Native DataとWorkflowの効率、がキーワードと。
- ID → Dw
私は現在CS3はWinのみで使っているので、Macの画面でのCS3は懐かしいような新鮮さでした。DTP畑をターゲットにしたのか、Web畑をターゲットにしたのか、クロスメディアパブリッシング、というセミナータイトルの中で、モリサワの立ち位置がいまいちピンと来ない感じはありましたが…AppleとAdobeのプレゼンとして、セミナーとして訴えたい内容は、よく伝わりました。ので、レポがてら、ノートの自分の字が読めるうちに、ここに転記しておきます。Appleの方、話も進行もとても流暢でした。
モリサワに勝手に期待していた、フォントメーカーとしてのJIS2004の印刷標準字体変更等の運用アドバイスとかリーダー意見というのはあえて言わないかというくらいに出てきませんでしたけども。
AdobeCS3関連の略称 ID = Indesign Dw = Dreamweaver Ai = Illustrator Ps = Photoshop Fw = Fireworks Fl = Flash Fx = Flex swf = Flash Movieの拡張子(形式) |
写真は、本日の参加賞(?)モリサワ缶のサクマドロップと、CS3柄ルービックキューブ(とその箱)、モリサワやAdobeのパンフ類です。キューブの6面揃えられるのはちょい自慢。
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